豊かさってなんだろう。

3つのK


豊かさとは、「お金がある」だけではなく、心が満ちていること。
経済面と精神面、どちらも満足していてこそ、「本当の豊かさ」なんだと思います。

でも、今の社会でそれを感じながら生きている人って、どれくらいいるんだろう?
毎日、どこかギスギスした空気。SNSを見ても、リアルな場でも、余裕のなさがにじみ出ているように感じます。

“働けば報われる”時代じゃなくなった

日本の経済は30年ほぼ横ばい。
家計はここ20年で平均100万円以上も圧迫され、
非正規雇用やワーキングプアが半数を占める時代になりました。

子ども食堂は3年で10倍に増え、
都市部では外国人労働者が急増し、地域によっては日本人の数を超えつつあります。
移民自体が悪いわけではありませんが、
株主にとっては「安い労働力」であり、裏を返せば、日本人の雇用が毎年20〜30万件分失われているとも言えます。

生産性は上がっているのに、報われない

私たちは手を抜いているわけではありません。
むしろ、ビジネスの世界は日々シビアになり、トラブルを避けるためのルールも増えました。
それでも、どれだけ頑張っても「搾取される」ような構造の中で、経済的な豊かさが遠ざかっていく。

さらに、「パフォーマンスが高くて当たり前」というプレッシャーが常につきまとう。
頑張って、認められて、社会に置いていかれないように生きるのが精一杯。
私たちは今、経済的にも精神的にも、極度のサバイバルモードにいるのかもしれません。

正しさの中に、文化や遊びは存在できる?

「無駄をしたくない」
「損したくない」
そんな思考が社会全体に広がっていて、気づけば何かを“ただ楽しむ”ことさえ難しくなっている気がします。

効率よく。正しく。ルール通りに。
タイパやコスパを求め、はみ出さない。
文化や遊び、余白や余裕のような、人生を豊かにするエッセンスがどんどん失われていく。

本当の豊かさって、もっと自由で、もっと“私らしい”もの

私たちは、本当はもっと自由でいい。
正しさや競争じゃなくて、自分にとって心地よい暮らし方を選んでいい。

そして今、これからの子どもたちに渡す未来を見つめ直すときなのだと思います。
がむしゃらにしがみついてきた“常識”や“ルール”は、これからの世代に本当に必要なものだろうか?

私は、こう思う。

「豊かさ」は、心と経済のバランスの中にある。
そしてそれは、ルールに従うために生きることではなく、“生きている実感”のある暮らしの中にある。

私たちって、もっと楽しむために生まれていたんじゃなかったっけ?

だから私はこれからも、
心・健康・経済の3Kを整えて、自分らしく自由に生きることを提案していきたいと思っています。

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