時代の転換期。
そこには戸惑いもあるし、不安もある。
でもその“変わる瞬間”こそ、新しいものが生まれるきっかけになるのだと思います。
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まだ写真技術がなかった時代。
どれだけ精密に、どれだけ本物に近づけるか──それが絵画に求められる大きな価値でした。
その代表がレオナルド・ダ・ヴィンチ。
彼は「写実性・科学性・観察眼」を追求した天才です。
解剖学に基づいて描かれた彼の絵は、まるで命を写し取ったかのように正確で、当時の最先端をゆくものでした。
けれど、写真技術が発明された19世紀、
「もう写実的な絵は必要ない」と、画家は現実を再現する役割を一部失いました。
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「画家の仕事が終わった」とさえ言われたにも関わらず、
むしろその変化が、新たな表現の始まりとなりました。
その先駆けとなったのが、アンリ・マティス。
彼は、妻の顔をあえて緑色に塗るという、大胆な表現に挑みました。
色彩の大胆さと独自の感性で、それまでの常識を覆した作品。
当時は「なんて奇抜な…」と受け入れられない声も多くありましたが、
今ではマティスの作品は、世界中で愛されるアートの一つとなっています。
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変化はいつも、大きな波のようにやってきます。
その瞬間は、たしかに「大変」かもしれません。
でも、“大きく変わる”という字の通り、
その先にはいつも、新しい文化、新しい生き方、新しい価値観が待っているのだと思います。
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だからこそ、変化の波を「怖れ」として捉えるのではなく、
「新しい自分に出会うきっかけ」として受け止めてみること。
時代の変換期に立っている今こそ、
人生の質を変えるチャンスが広がっているのかもしれません。
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