お金と命どちらが大切?
そう聞かれたら、きっと多くの人が「命」と答えると思います。
もちろん私もそう。
だけど、現実の選択はどうでしょうか?
例えば、食材。
食材を選ぶ判断基準が、「安さ」だけだった頃、
体への負担やリスクのことは考えないし、疑ってもいなかった私は、より安いものを買うことが“主婦の役目”だと思っていた。
そんな私が大きく変わったのは、食の学びを始めてから。
パッケージの裏を見れば、知らないカタカナの添加物がずらり。
今まで疑問を持たずに買っていたものに「こんなにいろいろ入ってるの!?」を知ると、衝撃の連続。
それから意識して買い物をするようになったけど、買えるものが少なくなり、選ぶのに時間はかかる、食費は高くなるし、ストレスを感じてしまった。
だけど添加物のあるものを買ってしまうと、
「悪いことをしているみたい」と罪悪感を感じてしまうようになった。
それでも「命」が大事だと、
少しずつ知識をつけて選び方が変わり、身体や心にも変化が現れ始めた頃、更なる問題が——
それは、私の意識だけが変わったこと。
夫が買ってくる加工食品やお菓子を見て、
「せっかく気をつけてるのに…」と悲しくなったり、
リスクや健康のことを伝えても「うるさいな」と疎ましく思っていることを感じ取り、私と夫の温度感の違いに苦しくなった。
母の病気や死も重なって、「家族に同じ思いはさせたくない」と私はどんどんストイックになった。
だけど気づけば、健康のためにやっていたことが、理解してもらえない夫へのストレスや、気持ちのズレが摩擦の原因に変わっていた。
ある日、ふと立ち寄った漢方のお店で出会ったおばあちゃん。
世間話をする中で、彼女が言った言葉が忘れられません。
「がんの人でもね、いくら周りが良い方法を教えようと必死になってもダメなのよ。
本人がやる気にならないと。」
——あぁ、そうか。
私は変わりたくて変わった。
同じように、夫には夫のタイミングがある。
その言葉に、ずっと入っていた力がふっと抜けていきました。
それからは、正しさばかりを求めず、「楽しい」や「バランス」を大切に。
夫も私の変化に戸惑いながらも、寄り添ってくれている。
夫が選んでくれた食材や、少しずつ気遣ってくれる姿に目を向けられるようになりました。
今では一緒に選ぶ買い物も楽しく、我が家らしい健康の形ができつつあります。
健康に気をつけ始めて3年。
食の選び方も、家族の会話も、お金の使い方も変わりました。
私にとっては「正しい」だけじゃなくて「楽しい」も大切にできるようになったこと、
それが何よりの変化だったのかもしれません。
健康はお金じゃ買えない、命が何より大事だと思って一生懸命だった私。
もちろんそれは間違いじゃない。
だけど、今、正しさに苦しんでいる人がいたら伝えたい。
楽しさも受け入れて緩めていい、ということを。
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