会社に勤めていた頃、そして育休中。
私は毎年のように、何かしらの資格を取っていました。
その背景には、
「何か肩書きがあれば安心できる」
という気持ちがあったのだと思います。
「何もない自分」という不安を、資格で埋めようとしていた。
きっと、資格を取れば道が開ける——そんな期待も、心のどこかにあったのでしょう。
しかし実際には、
たとえ「もっとお客様に寄り添いたい」と思って資格を取っても、
会社がそれを求めていなければ、お給料は変わらない。
やれることが増えた分、仕事の負担も増える。
さらに評価はそのまま。
結果、努力した分、自分を苦しめ、
自分で自分の首を絞めるような状態になっていました。
「努力の方向性が間違っているのかもしれない」
「社会に必要とされていないのかもしれない」
そんな思いが募っていた頃、母が亡くなりました。
時間には限りがある。
そのことに深く気づかされ、
「私は、私らしく働いてみたい」と思うようになりました。
そのとき、車の中で流れていたのが、Aimerの「残響散歌」。
「選ばれなければ、選べばいい」
そのフレーズが、何度も何度も、頭の中でリピートされていました。
——他人に決定権を渡して、選ばれる人生ではなく、
私が決定権を持つ。選ぶ人生を生きよう。
そう、決意したのです。
でも振り返れば、
その会社を選んだのも、学ぶことを選んだのも、
結局はすべて自分だったと気づきました。
学んできたことを活かすも、殺すも、自分次第。
“何者かになろう”ともがいていた私は、
どの瞬間も、すでに「私自身」だったのです。
資格が自分を優位にしてくれる、会社が評価してくれる。
そんな期待をしていたけれど——
本当に期待すべきは、資格でも会社でもなく、「自分自身」だった。
今では、そのすべての経験が「財産」だと感じています。
AIに知識量では敵わない時代かもしれません。
でも、ここにたどり着くまでに得た感情と経験。
それは、誰にも奪えないものです。
このブログでは、そんな私自身の経験や想いを込めて発信しています。
心・健康・お金——「3つのK」を整えて、自分らしく生きる。
そんな暮らしのヒントを、ここに詰め込みました。
もし今、同じように「何者かになりたい」と感じている人がいたら——
伝えたいです。
そのままのあなたも、きっともう、すでに“あなた”なのだと。
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