感情の“旬”を腐らせない

3つのK

食べ物には「旬」がある。
旬なものは旬なうちにいただくのがいい。

気持ちや感情にも「旬」があるとしたら?
やりたいことは、腐らせる前に手をつけたい。

時間は有限。
限られた時間の中で、やりたい事への新鮮な気持ちの旬は受け取れていますか?
行動は出来ていますか?

「やりたいな」と思ったこと。
その瞬間、心がふわっと動いたことってありませんか?

例えば、金髪にしたかった私。
それは定年になってから、ではなくて今やりたい事だった。

例えば、子どもがもう少し大きくなってからかな?って先延ばしにしていた沖縄旅行。
それも今行きたいところだった。

急にどこかに行きたくなったり、何かを学びたくなったり。
大きなことじゃなくても、「これを今やってみたい」という気持ち。
実はそれって、“今”の自分にとっての旬の感情だと、私は思っています。

でも、その感情は多くの場合すぐに蓋をされてしまいます。

「時間がない」
「お金に余裕がない」
「子どもがいるから無理」
「仕事のスケジュールが詰まってる」
「そんなことしたらどう思われるかな…」

理由はたくさんあるし、どれも一見もっともらしく聞こえる。
でも、どれも“やらないための理由”でしかないんですよね。
先延ばしにした今の感情は、またやってくるかわからない。

そして感情にも“賞味期限”がある。

旬のうちに行動できなかった「やりたい」は、
だんだんと心の中でくすぶり、
そのうち自分への否定や不満に変わってしまうことさえある。
「あのとき、やっておけばよかった」って。

そんな気持ちが溜まりすぎると、心だけじゃなくて身体にも現れたりする。
モヤモヤがずっと続いて、疲れやすくなったり、イライラしたり…。

だから私は、心が動いたときこそ、その感情の「旬」だと信じて、まず一歩だけでも動いてみることにしています。

怖いこともあるし、間違いもある。

全部やろうとしなくていいし、いきなり完璧じゃなくてもいい。

「行きたい場所をメモする」「問い合わせしてみる」「道具を揃える」
それだけでも、“やる”の方向に自分を動かしてあげる。

その一歩が、心の中に残っていた“やりたい”を腐らせずに、ちゃんと育ててくれる。

今、あなたがふと「やってみたい」と感じたこと。
それが、あなたの中で一番フレッシュな感情かもしれません。

今やる!すぐやる!楽しいことをする!
「そのためには?」で人生は変える。

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