食べ物には「旬」がある。
旬なものは旬なうちにいただくのがいい。
気持ちや感情にも「旬」があるとしたら?
やりたいことは、腐らせる前に手をつけたい。
時間は有限。
限られた時間の中で、やりたい事への新鮮な気持ちの旬は受け取れていますか?
行動は出来ていますか?
「やりたいな」と思ったこと。
その瞬間、心がふわっと動いたことってありませんか?
例えば、金髪にしたかった私。
それは定年になってから、ではなくて今やりたい事だった。
例えば、子どもがもう少し大きくなってからかな?って先延ばしにしていた沖縄旅行。
それも今行きたいところだった。
急にどこかに行きたくなったり、何かを学びたくなったり。
大きなことじゃなくても、「これを今やってみたい」という気持ち。
実はそれって、“今”の自分にとっての旬の感情だと、私は思っています。
でも、その感情は多くの場合すぐに蓋をされてしまいます。
「時間がない」
「お金に余裕がない」
「子どもがいるから無理」
「仕事のスケジュールが詰まってる」
「そんなことしたらどう思われるかな…」
理由はたくさんあるし、どれも一見もっともらしく聞こえる。
でも、どれも“やらないための理由”でしかないんですよね。
先延ばしにした今の感情は、またやってくるかわからない。
そして感情にも“賞味期限”がある。
旬のうちに行動できなかった「やりたい」は、
だんだんと心の中でくすぶり、
そのうち自分への否定や不満に変わってしまうことさえある。
「あのとき、やっておけばよかった」って。
そんな気持ちが溜まりすぎると、心だけじゃなくて身体にも現れたりする。
モヤモヤがずっと続いて、疲れやすくなったり、イライラしたり…。
だから私は、心が動いたときこそ、その感情の「旬」だと信じて、まず一歩だけでも動いてみることにしています。
怖いこともあるし、間違いもある。
全部やろうとしなくていいし、いきなり完璧じゃなくてもいい。
「行きたい場所をメモする」「問い合わせしてみる」「道具を揃える」
それだけでも、“やる”の方向に自分を動かしてあげる。
その一歩が、心の中に残っていた“やりたい”を腐らせずに、ちゃんと育ててくれる。
今、あなたがふと「やってみたい」と感じたこと。
それが、あなたの中で一番フレッシュな感情かもしれません。
今やる!すぐやる!楽しいことをする!
「そのためには?」で人生は変える。