人生100年時代に問う、「最期の10年」をどう生きる? いま選ぶ暮らし方が未来をつくる

3つのK

人生100年時代。最期の10年をどう迎えたいか、から“今”の暮らし方を逆算する

「人生100年時代」と言われるようになった現代。
日本は世界でもトップクラスの長寿国である一方で、「寝たきり期間の長さ」は世界ワースト1位という現実。

健康で自立して暮らせる健康寿命と、亡くなる年齢である平均寿命。
その差は約10年

つまり、私たちの多くは人生の最後の10年間を、思うように動けず、誰かの手を借りて暮らす可能性があるということです。

想像してほしい。

例えば10年間、自分の足で歩くことができず、誰かに食事や排泄の介助をしてもらうことになったら——?

身体が思うように動かず、楽しみにしていた旅行も、好きだった趣味も叶わないまま時間が過ぎていく。
誰かに頼らなければ生きていけない。
その「誰か」は、パートナーかもしれない。あるいは、あなたの子どもかもしれない。

その現実は、本人にとっても、そして介護する側にとっても、肉体的にも精神的にもくるものがある。

私は母の闘病を通して、“病気になる”ということは、本人だけの問題ではないと実感しました。
周囲に与える影響は、精神的にも時間的にも、そして金銭的にも大きなものです。

だからこそ私は思うのです。
最期の10年の決定権は、自分にあってほしい。

私はずっと、「病気は病院が見つけてくれて、治してくれるもの」だと信じていました。

きっかけは、夫の体調不良でした。
私は「病院に行けば見つけてくれる」「治してくれる」と、疑っていませんでした。

しかし、最初の診察では「異常なし」。
不調を感じていた夫が、自ら症状を伝え、検査を依頼したことで、甲状腺の数値異常が見つかることに。

患者の容態に寄り添わず、こちらが再度状況を伝え検査を願い出る。
そこでわかる異常。

病気は病院が見つけてくれる、治してくれる、と信じていた私の意識が変わった瞬間です。

“病院任せにしてはいけない”
“自分の身体は、自分で管理し守る責任がある”

世界と比較して、日本の健康意識は?

スウェーデンでは、70歳を過ぎると積極的な医療は基本的に行われません。
だからこそ若いうちから、体調管理や予防に意識を向けることが文化として根づいています。
ロシアやルーマニアでも、自然療法でセルフケアをするのが当たり前。
アメリカでは救急車を呼ぶだけで数十万。
健康リテラシーは当然高くなります。

こうした国々では、医療に頼る前に“どうすれば病気にならないか”という意識が当たり前にあります。
だからこそ、予防やセルフケアが生活の一部として根づいているのです。

一方、日本は、
医療が充実し、病院にかかる費用は負担が少ない。
そんな安心感から、病院にいくハードルは低く、

「病気になったら病院に行けばいい」
「薬を飲めばすぐ治る」と思ってしまいがち。

しかし、それは延命できるかもしれないというだけで、
元気に動けるとは限らないのです。

根本的に解決するには、
ただ症状を抑えるのではなく、その「原因」に目を向けることが大切です。

たとえば——
・どんな生活をしているのか?
・どんなものを食べているのか?
・どんなマインドで日々を過ごしているのか?

もし、今あなたが日本以外の国で暮らしていたら——
「病気にならないためにどうするか」に、もっと意識が向いていたかもしれません。

もちろん、医療の発展は本当にありがたいものです。
でも、最初からすべてを医療に任せるのではなく、
病気になる前から自分の身体を知り、整え、
たとえ不調があっても「内側からのサイン」として受けとめ、自分と向き合っていくこと。

今の選択の積み重ねが、10年後の自分をつくる

人生は、自分の選択の積み重ねでできています。
何を食べ、どんなものを身に着け、誰と過ごし、どんな働き方をするか——
毎日の小さな選択が、未来の自分をかたちづくっているのです。

健康を守る選択も同じ。
「どこで買うか」「何を食べるか」「どう過ごすか」。
それは“今”からできる、未来の自分を守るアクションです。

未来を豊かにするには「選択肢」が必要

でもその選択肢を広げるには、まず“知ること”から始まります。
知れば、「今のままでいいのか?」と考えるようになる。
学べば、「もっと良い方法がある」と気づける。
行動すれば、人生は少しずつ、でも確実に変わっていく。

健康も、お金も、時間も——
限りあるからこそ、使い方が大事。

そして、その先にある10年が、“ただ生きる10年”ではなく、“自分らしく生ききる10年”になるように。

最期の10年に後悔しない選択を、いま

「人生100年時代」。
長生きすることが“リスク”ではなく、“希望”であるために。

私は、自分自身のために、そして大切な人のために、
いまこの瞬間の選択に責任を持ちたいと思っています。

あなたは、自分の最期の10年を、どんなふうに迎えたいですか?
そして、その10年を大切な人とどう過ごしたいですか?

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