体と心をゆるめるカギは、“副交感神経”にある。
気づけば、息を詰めてがんばってる。
子どもが泣けばすぐ動き、寝かしつけが終わっても家事の続き。
ゆっくり座る暇もなく、一日が終わる。
そんな毎日を過ごしていませんか?
現代人は、知らず知らずのうちに「交感神経=戦闘モード」が優位になりがち。
特にママは、“常に気を張ってる状態”が当たり前になってしまっていることも。
だからこそ今、必要なのは——
「意識的にリラックスする」こと。
この記事では、そんな副交感神経を整える具体的な方法を、
神経ごとの特徴とともに、わかりやすくご紹介します。
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自律神経とは? そして、副交感神経ってなに?
自律神経は、私たちの体を24時間休まず整えてくれている神経で、
大きくわけてこの2つがあります。
• 交感神経 :緊張・興奮・活動モード(昼・仕事・戦う)
• 副交感神経 :リラックス・回復・癒しモード(夜・休む・治す)
現代社会では、この交感神経ばかりが優位になって、
副交感神経(=リラックス・回復)が働きにくくなっている人がとても多いのです。
だからこそ、意識的に「ゆるめる時間」をつくることが、自分を守るケアになります。
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副交感神経を整える、神経ごとのセルフケア方法
動眼神経(目の動き)
目を動かすだけで、脳が落ち着く
おすすめは、大きな紙に∞(エンドレスマーク)を描いて、それを目でゆっくり追うこと。
特にお子さんにも効果的で、寝る前のリラックスタイムにぴったりです。
左右に目を動かすことで、過活動になっていた脳が自然とクールダウンされます。
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顔面神経(表情)
作り笑いでも、ちゃんと効く!
「笑っとけ、泣いとけ」って昔の人はよく言ったもの。
実は、笑顔を作るだけで血流が良くなり、副交感神経が働きやすくなります。
そして、涙も感情のデトックス。
泣くことも、癒しのための大切な「生理現象」です。
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舌咽神経(飲み込む動作)
水を飲むだけでも、落ち着きスイッチON
「手に“人”と書いて飲み込む」
あれ、迷信じゃなくて、実は理にかなっています。
緊張したとき、水を飲む・唾を飲む・ガムを噛むなどの“飲み込む動作”は、
副交感神経の刺激になってくれるんです。
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迷走神経(内臓の調整)
「食べる瞑想」で、内臓から整える
リラックスの鍵を握る最大の神経「迷走神経」。
これを整えるには、食事中の“気を散らさない時間”が有効です。
スマホ・テレビをオフにして、
ひと口ひと口を味わいながら、ゆっくり食べる。
ただそれだけで、内臓の働きがスムーズになり、心まで整っていきます。
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+α. 香りの力を取り入れる(嗅神経)
香りは、脳と神経にダイレクト!
香りは、数あるセルフケアの中でも即効性が高い方法です。
• 自分がリラックスできる香りを選ぶ
• アロマを1滴たらすだけでOK
• 子どもや家族にもやさしい影響がある
自然の香りを活かせば、心地よさも、穏やかさも、もっと手軽に手に入ります。
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おわりに
副交感神経は、“スイッチをオフにしていいよ”という体からのメッセージ。
ほんの少しでも「ゆるむ時間」をつくることは、
あなたの体を、心を、そして家族を守る力になります。
完璧じゃなくていい。
深呼吸ひとつ、笑顔ひとつ、香りひとつからでも十分。
がんばりすぎるママが、
すこしでも「自分にやさしい選択」ができるように。
そんな願いをこめて、これからも小さなヒントをお届けしていきます。
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暮らしのこよみ|すずゆか
心・健康・経済を整える占い師。
身近な人の病気をきっかけに、心・健康・お金に向き合うようになりました。
その経験から、doTERRAオイルの活用や暮らしの知恵を取り入れた発信を行っています。
「心とは? 健康とは? お金とは?」
そんな問いへのヒントを、日々の暮らしと占いの観点からお届けします。